こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
今回はおすすめの本の紹介です。
田内学さんの「10才から知っておきたい新しいお金のはなし」を紹介します。
「10才から知っておきたい新しいお金のはなし」とは?
本の基本情報
「10歳から知っておきたい新しいお金のはなし」は、マンガと解説で構成された子ども向けのお金の本です。
著者:田内学
出版社:ナツメ社
ページ数:159ページ
著者の田内さんは「きみのお金は誰のため」の著者でもあります。
こちらは小説ですが、お金について学べる内容になっています。
書店で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
どんな内容が書かれている?
「10歳から知っておきたい新しいお金のはなし」では、以下の4章で構成されています。
- お金、そぼくなギモン
- お金って、べんり!
- お金って、スゴイ!
- お金で何が買えるの?
ものの値段はどうやって決まる?銀行って何するところ?どうしてカードでものが買えるの?インフレって何?投資って何?
といった身近な体験からの疑問や、ちょっと踏み込んだ経済の話まで幅広く解説されています。
この本の魅力
マンガ形式で子どもでも読みやすい
絵や会話が中心なので、文字が多い本が苦手な子どもでも読みやすい構成です。
登場人物も小学生の姉弟とNewtuber(お話の世界でのYouTuber)が、Newtubeの企画を通してお金について学んでいく内容です。
お金についての解説がまだむずかしい年代の子でも、ストーリーだけでも楽しめると思います。
知識だけでなくお金との関わり方まで学べる
単に貯金や投資について学ぶだけではなく、「お金を使うとどんなことが起きるのか」まで学べる本です。
本書のはじめにでも、お金があるから、知らない人同士でも助け合って生きていけるというメッセージが書かれています。
大人も気軽にお金の勉強ができる
子ども向けに書かれている本なので、大人も気軽に読んでお金の知識を学べます。
図解も多く、易しい言葉づかいなので、経済の話もわかりやすいです。
子どもからお金について聞かれたときに、こういう風に説明したらいいのかと参考になりました。
実際に読んでみた感想
大人として心に残ったポイント
私が特に印象に残ったのは、お金の使い方だけではなく、使ったお金はどんな働きをするのかまで解説されていたことです。
ストーリーの中でも、主人公の小学生がお金について学ぶにつれて、行動も変わっていくのがよかったです。
子どもに読ませてみたときの反応
実際に小学3年生の子どもにも読ませてみましたが、少しむずかしく感じたようです。
ただ、マンガのストーリーには興味が持てたようでした。
読んでわからなかったところを、親子で一緒に読んでみると理解が深まるかなと思いました。
どんな人におすすめ?
- 子どもにお金の教育を始めたい人
- 子どもがお金について興味を持ちだした人
- むずかしい本は苦手だけどお金の勉強をしたい人
まとめ
「10歳から知っておきたい新しいお金のはなし」は、子ども向けながら大人も楽しく読める一冊です。
マンガ形式で読みやすく、お金を通して人と繋がれるという価値観も学べます。
まずはこの本から、お金のことを一緒に考えてみるのがおすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!



