森永康平著 マンガでわかるお金の本の感想。最近の子どものお金事情がわかる本

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こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
今日は久しぶりに本の紹介です。
金融教育ベンチャー企業のCEOでもある著者の森永康平さんが、小学生にもわかる言葉でお金について書いた本です。

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マンガでわかるお金の本の概要

お金についての知識や使い方がバラバラの小学生5人組が、お金の先生「もりながこうへい」先生とお金について勉強していくストーリーです。
本の構成は、導入のマンガの後、その話題について文章で詳しく解説されています。

マンガでわかるお金の本では、お金について、使い方、増やし方、貯め方、守り方の4つの視点から解説しています。

小学生は、親が証券会社勤務の子、ゲーム課金が大好きな子、お菓子をたくさん買いたい子などお金との関わり方もそれぞれです。

マンガでわかるお金の本のココが参考になった!

マンガでわかるお金の本を読んで参考になったことを紹介します。

子どもたちの疑問から解説がスタート

上手なお金の使い方について、ムダづかいってなに?物の値段はどうやって決まるの?などの疑問に森永先生が答える形で話が進みます。

お金の増やし方についても、子どもたちの家庭ごとのおこづかいの話題から、
どうやったらもっとおこづかいがもらえるか?
おこづかいとお給料は違う?
といった話題に展開します。
お金の増やし方として、株式投資の仕組みや投資信託の仕組みも解説されています。

最近の子どものお金の使い方がわかった

2022年に発売された本なので、最近の小学生のお金の使い方についても書かれています。

親世代が子どものころに体験したことがない、ゲーム課金やスパチャ、電子マネーとの付き合い方についても取り上げられているので、子どものお金の使い方に悩む方には、とても参考になると思います。

今の小学生は、お金の使い道がたくさんあるんだなーと思いました。
そして、それに関するルールをどうするかも親には悩ましいところ。

経済の仕組みといったわかりにくい話も分かりやすく解説

4章の「貯金しなさいは正しいの?ぐるぐる回るお金の話」
では経済の仕組み(デフレ・インフレとは?)をわかりやすく説明してあるので大人でも読みごたえがあります
また、2022年7月発売の本なのでコロナによる経済への影響や、国の給付金についても取り上げられています。

お金の怖い部分もしっかり書かれている

そして、お金の守り方の章で、詐欺の手口の解説や借金のこわさも描かれています。
お金の怖さについて、文章だけでなく具体例をあげたマンガで描かれているので、より説得力があると思いました。

まとめ

本の中で「お金ってさ、よく知らなくても使うことはできるんだよね」というセリフが出てきます。
本当にその通りで、だからこそ、基本的な知識をつけた上で使ったり、貯めたりするのが大切だと思います。

小学生向けの本という位置付けですが、「経済の本をしっかり読むのはちょっとキツいかも」という大人が読むのもありだと思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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