団体保険とは?団体保険の特徴と注意点を解説します!退職したらどうなるかも解説

保険
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こんにちは!FP勉強ラボのゆうです。
「自分でできる生命保険の選び方!3つのポイントを解説します」の記事で、「生命保険以外の制度で補える場合はないかを確認してみる」ということを書きました。
記事内では、公的保障を紹介しましたが、実はもうひとつ団体保険を利用するという方法があります。
そこで、今回は団体保険について解説します。

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団体保険とは?

団体保険は、企業と保険会社が契約をし、企業が従業員に保険の案内をする保険商品です。
保障の内容は、定期保険、医療保険、損害保険など、個人で入保険商品と同じようなラインナップであることが多いです。
取り扱う保障内容は企業によって異なるので確認が必要ですよ。
団体定期保険は団体Bグループ保険という名称で呼ばれている場合があります。

団体保険の特徴

団体保険には以下のような特徴があります。

保険料が安い

団体保険と個人で入る保険で同じ保障内容の保険料を比べると、団体保険のほうが安くなることが多いです。商品によっては、企業に勤めている本人だけでなく、家族が入れるものもありますよ。

家族全員分の保険料を考えるとかなりお得になる場合も!

保険料は給与から直接引かれる

団体保険の保険料は給与から直接引かれるので、残高不足で銀行口座から保険料が引き落とされなかったという心配がありません。保険料は加入年齢によって違い、年齢が高くなるほど保険料も高くなります

保険期間は1年更新

団体保険は1年更新の商品なので、1年ごとに保障内容を見直すことが可能です。商品によっては、自動更新(※)になるものもあるので注意が必要です。
※自動更新・・・契約者が申し出ないと加入中のプランのまま契約が更新されること

ライフプランの変化に柔軟に対応できますね

生命保険料控除の対象になる

団体保険の保険料も生命保険料控除の対象です。年末調整をすることで一定の所得控除を受けることができますよ。

所得税と住民税の節税になりますよ。

団体保険の注意点

「団体保険ってかなりお得な保険なのでは?」と思った方に、団体保険の注意点をお伝えします。

企業を退職すると保障が消滅する

団体保険は企業の福利厚生の一環としての制度なので、退職をした場合は加入資格がなくなり保障が消滅します。定年退職の場合は、退職後も加入できることがあるので確認してみましょう。

定期保険なので一生涯の保障はもてない

団体保険は定期保険なので、一生涯の保障を持つことはできません。加入時に何歳まで加入できる商品なのかをしっかりと確認しましょう。

団体保険と団体扱の保険は違う!

「この保険は団体扱で加入できる保険です」と営業担当者から説明を受けたことがある方がいるかもしれませんが、団体保険と団体扱の保険は別物なので注意が必要です。
団体保険は保険商品そのものを指しますが、団体扱は保険料の払い方の一種(※)です。
団体保険は勤務先が募集をするので、保険の営業担当者が募集することはありません。
※団体扱・・・一定の割引率で保険料を割り引いて、給与から直接保険料を引き去る保険料の支払い方法のこと。

団体保険に加入するには?

団体保険は勤務先の企業が募集の案内をします。加入を希望する場合は、勤務先からの案内を待ちましょう。一定の募集期間が設けられているのが一般的です。
団体保険に加入する際は、体調などを簡単に告知する診査があります。

まとめ

今回は団体保険を紹介しました。
退職した場合には、団体保険の保障はなくなってしまうので、個人で入る生命保険とあわせて保障をもつのがおすめですよ。
お得な保険料で保障が持てる団体保険。お勤めの企業に団体保険があれば、一度チェックしてみるのがおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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