CFP【リスクと保険】の勉強のコツ 使ったテキストや勉強時間も解説

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こんにちは!ファイナンシャルプランナーのゆうです。
この記事ではCFP「リスクと保険」の独学での勉強法について記述しています
使ったテキストや勉強時間についても解説。
CFP「リスクと保険」の受験を検討している方はぜひ読んでみてください!

★この記事でわかること★

  • CFPリスクと保険の最近の出題傾向
  • CFPリスクと保険の勉強に使ったテキスト勉強法
  • どれくらいの時間勉強したか
  • 実際に試験を受けてみての感想

そのほかの課目はこちら

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リスクと保険の概要

リスクと保険は2週目の1課目に試験が実施されます。
試験開始は9:30からです。

リスクと保険の問題構成

CFPリスクと保険の問題は、14~15問の大問で構成され、問題数は50問になります。

主な出題内容は以下のようになります。

前半が、生命保険、後半が損害保険に関する内容になっています。

  1. 生命保険に関する法律
  2. 生命保険の税務
  3. 生命保険の証券、提案書の読み取り問題
  4. 生命保険を使った生活設計
  5. 年金保険、介護保険、外貨建て保険など
  6. 生命保険を使った相続対策
  7. 法人の生命保険(税務)
  8. 法人の生命保険(退職金、経理)
  9. 損害保険の制度と仕組み
  10. 損害保険の保険金について(約款読み取り)
  11. 損害保険の種類
  12. 法人の損害保険
  13. 法人の損害保険(経理)
  14. 法人の損害保険(税務)

2024年第1回試験参照

リスクと保険の最近の出題傾向

リスクと保険の出題傾向についてです。
2022年第1回試験から出題傾向が変わってきていて、合格ラインが下がりつつあります。

死亡保障や医療保障以外の保険商品に関する問題が増加

リスクと保険の最近の出題傾向ですが、個人年金や、介護保険など老後の生活保障に関する保険商品について問われる問題が増えています。

また、外貨建て保険や確定拠出年金についての問題も出題されています。

外貨建て保険は為替についても問われることがあるので確認しましょう。

法人の経理処理に関する問題は頻出

生命保険、損害保険ともに保険金の経理処理に関する問題は頻出となっています。

正しい仕訳を選ぶ問題は、パターンがある程度決まっているので過去問で対策をしましょう。

CFPリスクと保険の受験体験談

筆者のリスクと保険の受験体験談を紹介します。

受験した私の基本情報

この記事を読む前提として、私の基本情報はこんな感じです。

  • 生命保険会社で個人保険事務の経験あり
  • 私大法学部卒
  • AFPからのブランク9年、計算が苦手
  • リスクと保険が、CFP初めての受験課目

CFPリスクと保険の独学での勉強法

私の独学での勉強法について紹介します。

使ったテキスト

リスクと保険の勉強ではCFP資格審査試験問題集を使いました。
CFP資格審査試験問題集を使った理由は、「リスクと保険は、過去の業務知識でなんとかなるかも」と思ったので、一番安いCFP資格審査試験問題集にしました。

実際に問題を解いてみて、解説が物足りなかったのでCFP資格標準テキストを買い足して知識を補いました。

他の課目についてはFPKのCFP受験対策精選過去問題集をメインに勉強しました!
問題数が豊富で、解説も詳しいのでおすすめです!

2024-2025年度版の発売日について

リスクと保険のCFP受験対策精選過去問題集は、2024年8月9日にが発売されています。

FPKの楽天ショップには入荷済みです。

問題集の使い方

まずは1回解いてわからないところを確認

まずは何も見ずに、わからない問題に印をつけつつ、最初から最後まで解いてみました。
正解しなかった問題でも、生命保険に関する問題は「そういえばこんなの見たことあるぞ」という印象。
損害保険と法人契約に関する問題はやはりわからなくなっていました。

解説を読んで解き直してみる

解説を読みながら2回目を解いてみました。
生命保険の個人保険に関する部分は解説を読めば、ある程度理解できる感じでした。
数値や語句などを意識して解くようにしました。

実際に勉強してみての感想

理解に苦しんだところ

損害保険に関わる内容はもともとの知識があまりなかったので、解説を読み直して問題を解き直しました。
また、法人契約の経理処理の問題も初めは戸惑いましたが、解説を読んでパターンを覚えることで理解しました。

あまり困らなかったところ

証券や提案書を読み取る問題は、仕事をしていた時の知識であまり悩まずに解くことができました。

証券・提案書はすべてに目を通すのではなく、ポイントをおさえつつ読むのがおすすめです。

証券・提案書の読み取り問題のコツ

  1. 契約者被保険者受取人の関係をチェックする→同じ人が別の人かなど
  2. 保険金(給付金)が払われる範囲をチェック
    →家族型は被保険者以外の家族も対象に。ただし、給付額が少ない場合があるのでよく見る。(被保険者以外の家族は7割など)
  3. 給付条件をチェック→倍額型払われない場合がないか?など
    女性特有の疾患などの支払い条件には特に注意

勉強時間はどれくらいかかったか?

1日2~3時間ほどを週5日勉強するペースで、始めたのが試験の1か月前くらいだったので、60時間くらいだったかと思います。

大手予備校のコラムなどでは、CFPリスクと保険の一般的に60~100時間と考えられています。

実際に受験しての感想

リスクと保険は2日目の最初の試験なので、行きの電車の中でできなかった問題の復習をしました。
本番では、不安があった損保と法人契約の問題から解いていき、提案書の読み取り問題を最後にしました。
結果的には少し時間が余り、見直しをすることができました。

実際に勉強して考えたリスクと保険の勉強のコツ

リスクと保険を勉強するときのコツについて考えてみました。

頻出問題をおさえつつ、時間配分をきっちりする

リスクと保険の勉強のコツ
  • 頻出の法人の経理処理問題はパターン把握する
  • 為替税務に関する知識などもしっかり押さえる
  • 証券などの資料の読み取り問題は時間がかかるので、時間配分をきっちりする

2023年第1回問題から、生命保険の商品に関する問題で新しい傾向の問題が出題されています。
大問4,5あたりの問題です。

新傾向の問題は時間がかかるので、頻出問題をきっちり抑えるのがおすすめです。

FPKのCFP精選過去問題集は、十分な演習量があるテキスト。
難易度過去の出題頻度が問題ごとに示されているので、学習計画が立てやすく、効率的に勉強が進められますよ。
模試も付いています。

苦手に感じる場合は資格の学校を使う方法も

どうしても理解が進まない場合は資格の学校の対策講座を受けてみるのがおすすめです。

TACLEC には対策講座があります。

本番での時間配分や、過去問の分析、頻出問題の解法の解説など、効率よく勉強をすすめられますよ。

わからないところを質問できる講座もあります。

単発の講座であれば、11,000円~と比較的安く受講することが出来ます。

まとめ

CFPリスクと保険の勉強のコツについてあらためてまとめると

  • 最近の出題傾向は、介護保険年金など死亡保障以外の生命保険についてが多い
  • 保険商品に係る税務為替などの知識も整理しておく
  • 法人の経理処理などの頻出問題は確実にマスターする
  • 提案書などの資料を読み取る問題は時間配分をきっちりする
  • 独学でつまずく場合は資格の学校の講座受講もおすすめ
  • 勉強時間は、業務知識がある場合で60時間程度

自己採点の結果を記録していないのですが、40点ぐらいは取れていたと思います。
ただし、「リスクと保険」に関しては、生命保険会社で働いていた時の知識がかなり活かされたので、勉強時間をあまりとらなくても合格ができたのだと思います。

独学で勉強するときのテキストは、CFP受験対策精選過去問題集がおすすめです!

最近の試験では、外貨建て保険控除証明書の内容といった実務により近い問題も出ています。
過去問でしっかり対策をして慌てないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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