【FP2級】CBT試験レポートFP協会実技試験編 むずかしいところや解き方のコツを紹介

FP2級・AFP
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こんにちは。
FP勉強ラボのゆうです。

2025年4月から始まったFP2級CBT試験の受検体験レポートをします。

ちなみに私が今回受検したのは、日本FP協会実技試験資産設計提案業務です。

注意

このレポートは筆者の記憶と個人の感想で書いています。

記憶違いで、実際とちがうこともあるかもしれません。
ご参考程度にお読みください。

きんざいのFP2級実技試験CBT受検レポートはこちら

FP2級学科試験CBT受検レポートはこちら

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テストセンターでの受検の流れ

テストセンターでの受検の流れを解説します。

まずは受付をして注意事項を聞く

受付で本人確認書類を確認してもらい、受検の注意事項の説明を受けました。

以下が主な注意事項です。

  • 会場に持ち込める自分のものは本人確認書類と荷物を預けたロッカーの鍵のみ腕時計も不可。
  • 筆記用具(ボールペン)、メモ用紙(A4白紙)は貸し出されたものを使う
  • 試験終了後に筆記用具、メモ用紙は回収
  • 着席したら自分で画面操作をして試験を開始する
  • 電卓はパソコン画面上のものを使う
  • 試験終了後にスコアレポートをもらう

試験中は、案内されたロッカーに荷物を施錠保管しました。

パソコンがある会場に移動して試験開始

パソコンがある会場に移動して、受付で渡された試験案内に書いてあるIDとパスワードを画面に入力して試験を開始します。
パスワード入力時は、入力の文字が確認できませんでした(●●で表示)。

最初は、チュートリアル(説明)画面が表示されます。
ここで例題を使って試験の進め方を確認できました。

画面操作に不安がある方は、チュートリアルで操作をしっかり確認しましょう。
電卓画面も操作できます。

ただし、試験開始時刻になるとチュートリアル中でも残り時間が減るとのことでした。

早めに会場に行くのがおすすめです。

試験本番の流れ

試験問題の画面は、二つに分かれていて、画面の左側に問題文、右側に回答の選択肢か入力画面がありました。
問題文が長いときは、下にスクロールをして問題を読みます。

解答を終えたら、「次へ」ボタンを押すと次の問題に画面が変わります。

試験を解き終わったら、説明書きに従って画面を終了して、受付に終了したことを伝えて、スコアレポートをもらったら試験終了です。

スコアレポートには、合否が示されませんが得点がわかります。

試験を受けてみての感想

私のFP協会のCBT方式試験の感想を書きます。

メモ用紙はきれいに書くようにする

受付でもらえるメモ用紙はA4サイズの白紙でした。

FP協会の実技試験は、きんざいの実技試験よりも問題数が多いです。
難しくはないですが計算問題が多かったので、メモ書きをきれいにしておかないと見直しが難しいと思います。

係数を使った問題が複数出るので、計算が必要です。

電卓機能を使うのに苦戦

CBT試験では、画面上の電卓画面を使って計算をします。

画面上のボタンをクリックして入力するのは、手で電卓を打つより時間がかかりました。

試験が終わった後にテンキーが使えることを知ったので、テンキーでの入力をおすすめします!

%ボタンがない

CBT試験画面の電卓には「%」ボタンがありませんでした。

建ぺい率の計算など、%を使う問題もあったので、小数点で入力して計算することに。

難しい計算ではないので、電卓を使わなくてもできるのですが、少し手が止まりました。

焦ると0.8%のような小さな数は、%なしの数値に直すのを間違えそうになりました

ACボタンしかなかった

クリアボタンがACしかなかったので、複数の計算を途中で間違うと最初から計算し直しになりました。

電卓画面をクリックで入力すると、慣れるまで入力間違えもけっこうあり、計算のやり直しが多くて焦りました。

問題文に書き込めないと解きにくい問題が多い

きんざいに比べてFP協会の問題のほうが、表から数値を読み取る問題が多かったので、問題に印がつけられないと見落としそうで困りました。

キャッシュフロー表の穴埋め問題や、係数表の数値を選ぶときは、数字がたくさん並んでいるので、けっこうつらかったです。

相続の問題も本当は相続図に割合などを書き込みたかったです。

今回は、時間に余裕があったのでメモ用紙に相続図を書きました。


引用:日本FP協会 2級ファイナンシャル・プランニング技能検定実技試験(資産設計提案業務)25年1月

集中力が切れつつある問題の後半でこの表から数値をさがすのがけっこう大変でした。

解答状況ボタンを有効活用すべき

「解答状況ボタン」(名称違うかも)を使うと、見直すべき問題、解答済みの問題、未解答の問題を把握できるのでおすすめです。

見直すべき問題は、自分で印を付けられますよ。

画面の上部にも「何問中何問目」と表示されるのですが、解答状況ボタンのほうが進捗がわかりやすかったです。

時間配分について

FP協会の実技試験のほうが、問題数が多いかつ、計算した答えを入力して答える問題が多い印象でした。

わからなくて手が止まったところがあったので、最後まで解き終えた時には残り時間が20分ほどでした。

なんとか、見直しまでできましたが、あまり余裕はありませんでした。

学科試験との違い

学科試験との一番の違いは入力の有無です。

学科試験は、解答の選択肢をクリックして選ぶ問題だけですが、実技試験は解答をキーボードで入力する問題があります。

今回は、語句の入力はなく、数字の入力のみでしたが、やはり、クリックするだけよりはタイムロスを感じました。

また、解答の単位が円のものと、万円のものが混ざっていたので入力の時に単位を間違えないよう注意しました。
小数点以下の切り捨ても気を付けないといけません。

実技試験では、計算問題が多く出るので、いかに選択問題で手を止めずに、計算問題に時間かけられるかが大切だと思います。

CBT試験対策について

実際にCBT試験を体験したので、対策法を考えてみました。

電卓画面への対策

画面の電卓をクリックするのがスムーズにできずイライラしたのですが、帰宅後にテンキーが電卓代わりに使えることを知りました・・・。

おそらく、説明画面に出てたのですが、見落としていました。

テンキーのほうが電卓に近いので、テンキーでの入力をおすすめします!

電卓の使い方

画面の電卓でも乗数計算ができる!

画面の電卓でも、=を使った乗数計算ができたので、必要な時は使うのがおすすめです。

電卓での乗数計算

250×1.01×1.01×1.01の計算をしたい場合、電卓のキーを

250「×」1.01「=」「=」「=」と押すと1.01を3回かけた計算ができます。

FP協会の実技試験では、ライフプラン表の穴埋め問題が頻出なので、この操作は覚えておくと役立ちます!

メモ用紙の使い方対策について

日ごろの勉強の時に、画面を見ながらメモを取る練習をするのがおすすめです。

FP協会の実技試験は問題数が多いので、メモに番号をふって対応しました。

白紙メモ用紙の使い方イメージ

問題冊子がないことへの対策について

試験前の学習段階で、問題が画面にある状態で解答するのに慣れるのがいいと思います。

数をこなしていくうちに、問題文の目の付けどころがわかるようになってきます。

また、問題ごとのメモの取り方も形ができていると焦らずに済むと思います。

係数問題、選択問題を素早く解けるように

FP協会の実技試験のほうが問題数が多く、最後まで解くのに時間がかかる印象でした。

選択問題や係数問題を早く解けると、計算問題に時間を使えると思います。

係数問題は、どの係数を使うかのパターンを覚えれば簡単に解けますよ

試験後の流れ

試験後の流れを解説します。

正式な試験結果は翌月15日

スコアレポートは、試験会場で当日にもらえます。

FP協会のスコアレポートは点数のみなので、どの問題を間違えたかはわかません。
(きんざいは大問ごとの得点がわかります)

正式な合否結果は、受験した月の翌月15日にCBT試験の受験者マイページで確認できます。

きんざいのCBT試験と比較した感想

FP協会の実技試験は、きんざいの実技試験よりも問題数が多いので、最後まで解くのに少し時間がかかった印象でした。

また、計算問題が多く感じたので、電卓画面を使う機会が多かったです。

電卓画面の操作に慣れるまでは、1問を解くのに時間がかかってしまいました。

問題数が多く、計算問題が多いので見直しにも時間がかかりました。

CBT方式試験の対策

CBT方式試験を受験するにあたって、私は通信講座スタディングを使いました。

理由は、スタディングの講座は、スマホ・パソコンを使って、CBT試験の本番に近い形で試験勉強ができるからです。

また、学習の進捗状況がわかるマイページがあるのも魅力でした。

私のスタディングの使い方

私の場合、FP試験の学習経験があるので、問題演習を中心に学習を進めました。

スタディングの問題演習は、解答を選ぶとすぐに正解と解説が表示されて、答え合わせの必要がないので、短い時間でも多くの問題を解けました。

問題を解いて解説を読み、理解があいまいなテーマがあった場合は、AI検索機能を使って内容を調べたり、テキストや講義を使いました。

AI検索機能とは?

わからない内容について生成AIが説明!
学習中に出てきたわからない内容をAIマスター先生に質問すると、その場で回答してくれます。
用語に限らず、わからない内容を人間の講師に質問するように自然な文で質問できます!
(引用:スタディング公式ホームページ)

セレクト過去問題集の的中率が高かった

本番対策には、頻出問題を集めたセレクト過去問題集を使いました。

こちらは、本番同様の問題なので、問題冊子なしでどうやって問題を解くかを実際にシミュレーションできました。

また、このセレクト過去問題集で解いた問題と同じパターンの問題が多く出題されたので、短い勉強時間でも合格できたと思います。

実技対策は、問題の解き方を覚えるのがポイントなので、実技対策講義とても役に立ちました。

無料体験でも、講義や問題集の一部を体験できるのでおすすめです。

\無料体験でよく出る一問一答集がもらえる!/

まとめ

今回は、2025年4月1日より開始された日本FP協会FP2級実技のCBT試験の感想を書きました。
あらためてまとめると

  • 自分の持ち物で会場に持ち込めるのは身分証のみ
  • パソコン画面上の電卓操作に慣れる必要あり。テンキー操作がおすすめ!
  • 問題文に書きこみができないので、パソコン画面の問題を見て解く工夫が必要
  • FP協会実技は、問題数が多いので時間配分に注意
  • 係数問題と選択問題に時間をかけないように対策を
  • 本番に近い形式で学習ができるスタディングでの試験対策がおすすめ

係数問題とライフプラン表の問題を重点的に対策するのがおすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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