こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
CFPタックスは、所得税や法人税など出題範囲が広く、「どこから対策すればいいの?」と悩む方も多い課目です。
また、毎回の出題形式やテーマの順番が異なるため、傾向がつかみにくいと感じるかもしれません。
今回は、2024年度第1回から2026年度第1回までの過去5回分・全250問を対象に、出題傾向を確認しました。
直近の試験では、税額や控除額の計算だけでなく、源泉徴収票を使った手取り金額や、不動産賃貸業の税引後キャッシュフローを求める問題も出題されています。
この記事では、CFPタックスの出題傾向や対策のポイントを紹介します。
効率よく試験対策を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
2026年6月実施の第1回試験(2026.1)について
2026年度第1回試験では、大問1に家計のキャッシュフロー表と源泉徴収票を使った問題が出題されました。
2025年度第1回ではキャッシュフロー表がなくなり、第2回では大問1が不動産所得に変更されていましたが、今回は従来に近い構成に戻っています。
また、問2の問題7では不動産賃貸業、問3の問題13では個人事業の税引後キャッシュフローを求める問題が出題されました。
所得金額や税額を計算するだけでなく、実際の現金収支を正しく計算できるかも重要です。
そのほか、問19では個人事業主の法人成りに関する問題が5問出題されました。役員給与の損金算入、法人設立時の届出、会社法など、幅広い知識が問われています。
住宅ローン控除や個人事業税、法人税の損金不算入など、従来からの頻出テーマも引き続き出題されています。
大きな出題傾向の変化は見られませんが、同じテーマでも出題形式や問題の設定が変わるため、複数回分の過去問で対策しておくことが大切です。
CFPタックスはどんな内容?
CFPタックスでは、所得税・法人税・消費税など、さまざまな税金に関する問題が出題されます。
税額や所得控除額を計算する問題のほか、税務上の取扱いについて正しい選択肢を選ぶ知識問題もあります。
計算自体はそれほど複雑でなくても、税金の種類や制度によって計算方法が異なるため、覚えることが多い課目です。
また、資料から必要な数字を読み取り、複数の計算を組み合わせる問題も出題されます。
計算方法を覚えるだけでなく、問題の条件に合わせて正しく使い分けることが重要です。
出題の傾向は?
2024年度第1回から2026年度第1回までの5回分を確認すると、次のような特徴があります。
- 問題数は毎回50問(大問は19〜22問)
- 大問の数や出題テーマの順番は毎回異なる
- 同じテーマでも出題パターンが複数ある
- 税額計算だけでなく、手取り金額やキャッシュフローを求める問題もある
- 資料や問題文の条件を正確に読み取る必要がある
大問1の出題形式にも変化がある
2024年度第1回・第2回では、家計のキャッシュフロー表や源泉徴収票などを使った問題が大問1に出題されました。
2025年度第1回ではキャッシュフロー表がなくなり、源泉徴収票を使った問題が出題されています。
さらに、2025年度第2回では大問1が不動産所得に変更され、不動産賃貸業の税引後キャッシュフローなどが問われました。
2026年度第1回には、再び家計のキャッシュフロー表や源泉徴収票を使った問題が出題されています。
大問1の出題形式は固定されていないため、特定の問題構成だけに頼らず対策しておきましょう。
具体的な事例を使った計算問題に注意
直近の試験では、実際の税務に近い事例を使った計算問題も出題されています。
例えば、2025年度第2回の問題1では、不動産賃貸業の税引後キャッシュフローを求める問題が出題されました。
この問題では、減価償却費や借入金の元金返済など、所得計算とキャッシュフロー計算で取扱いが異なる項目に注意が必要です。
また、2026年度第1回の問題1では、源泉徴収票を使って給与所得者の手取り金額を求める問題が出題されています。
税金の計算方法だけでなく、資料から必要な数字を読み取り、正しい順序で計算できるようにしておきましょう。
出題内容(例:2026年第1回)
2026年度第1回試験では、大問20問・小問50問が出題されました。
大問ごとの出題テーマは以下のとおりです。
- 家計・源泉徴収票・所得税と住民税
- 不動産所得
- 個人事業・事業所得
- 給与所得者に関する税務
- 立退き料の所得税上の取扱い
- 退職所得
- 株式等の譲渡・配当所得
- 居住用財産の譲渡所得
- 外貨預金の利子・為替差損益
- 損益通算
- 住宅ローン控除
- 所得税額の計算
- 所得税の申告・更正の請求
- 海外赴任者の所得税
- 消費税
- 個人事業税
- 法人税
- 役員と法人の取引
- 法人成り・法人設立に関する税務等
- 財務諸表
2026年度第1回では、大問1に家計のキャッシュフロー表や源泉徴収票を使った問題が出題され、従来に近い構成に戻りました。
また、大問19では個人事業主の法人成りに関する問題が5問出題されています。
大問の数や出題順序は試験によって異なるため、特定の出題順序に頼らず、テーマごとに対策しておきましょう。
よく出るテーマまとめ
2024年度第1回から2026年度第1回までの過去5回分(250問)を確認し、繰り返し出題されているテーマをまとめました。
過去5回すべてで出題されたテーマ
- 住宅ローン控除
- 所得控除(人的控除・医療費控除など)
- 個人事業税
- 役員給与の損金不算入
- 法人税の損金不算入
- 法人と役員間の土地譲渡
- 居住用財産の譲渡所得
- 消費税
- 事業所得・個人事業に関する問題
特に、住宅ローン控除、個人事業税、法人税の損金不算入などは、繰り返し出題されている重要なテーマです。
また、居住用財産の譲渡所得や消費税も過去5回すべてで出題されています。
ただし、同じテーマでも設問数や出題パターンが異なるため、複数回分の過去問で対策しておきましょう。
株式関連の問題も重要
株式の譲渡所得や配当所得、ストックオプションなど、株式に関連する税金の問題も継続して出題されています。
株式の譲渡所得だけでなく、配当所得の課税方式や損益通算など、関連するテーマもあわせて確認しておくのがおすすめです。
税制改正に関する問題について
CFPタックスでは、税制改正によって新しく導入された制度や、変更された制度の取扱いについても出題されています。
例えば、2024年度第2回ではインボイス制度、2025年度第2回では2024年から始まった新NISAについて、制度の仕組みを問う知識問題が出題されました。
また、住宅ローン控除も税制改正の影響を受けやすい頻出テーマです。
2022年には控除率が1%から0.7%に引き下げられ、2024年以降は住宅の省エネ性能や入居年によって借入限度額が異なるなど、制度が見直されています。
実際の試験でも、住宅の取得・入居年や住宅の種類に応じて控除額を計算する問題が出題されています。
このように、税制改正に関する問題は、新しい制度そのものの知識が問われる場合と、計算問題の条件に反映される場合があります。
頻出テーマを優先して対策しつつ、法令基準日時点の制度や適用要件も確認しておきましょう。
CFPタックスの対策におすすめの問題集
CFPの試験対策にオススメの問題集は、FPK研修センターのCFP受験対策精選過去問題集です。
タックスは法改正が多い分野なので、法改正に対応されているFPKの精選過去問題集がおすすめです!
- 過去5年分のCFP試験からよく出る問題を厳選(約250〜300問)
- 最新の法改正に対応済み
- 問題ごとに難易度がわかるマーク、出題頻度がわかるマーク付き
- 過去の出題項目リストを収録
- 実力判定模試で本番同様の演習が可能
まとめ
今回は、CFPタックスプランニングの出題傾向と対策のポイントを紹介しました。
あらためてまとめると、
- 毎回50問、大問は19〜22問
- 出題テーマや大問の順番は毎回異なる
- 同じテーマでも出題パターンが複数ある
- 税額計算だけでなく、手取り金額やキャッシュフローを求める問題もある
- 問題文の条件や資料を正確に読み取ることが重要
CFPタックスは出題範囲が広く、さまざまな税金の計算方法や制度を覚える必要があります。
また、税制改正によって適用要件や控除額が変わることもあるため、古い過去問を解く際には注意が必要です。
頻出テーマを優先しながら、複数回分の過去問でさまざまな出題パターンに慣れておきましょう。
早めに過去問演習を始めるのがおすすめです!
最後までお読みいただきありがとうございました。






