【2026年版】CFPリスクと保険頻出テーマの傾向と対策を解説

CFPリスクと保険過去問分析 CFP
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こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。

CFP資格審査試験「リスクと保険」は、生命保険と損害保険の幅広い知識が問われる科目です。

この記事では、2024年度第1回~2026年度第1回の過去問5回分を参考に、リスクと保険の出題傾向や大問別の対策ポイントを解説します。

これから勉強を始める方や、試験直前に重点的に復習するテーマを確認したい方は、ぜひ参考にしてください。

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リスクと保険の内容

リスクと保険は、少し前までは6課目の中で、合格ラインも合格率も高い課目でした。
しかし、2022年ごろから合格ラインが30点を越えなくなり、合格率も低めになってきています。

以前から出ている保険証券や提案書の読み取り問題に加え、保険金の支払調書についての問題や、外貨建て保険の仕組みについてなど、より実務的な問題が増えている印象です。

【追記】2026年6月実施の第1回試験(2026.1)について

2026年度第1回のリスクと保険は、全50問・15大問構成でした。

生命保険の法令・制度、税務、相続対策、法人の役員・従業員保障、損害保険の制度・仕組みなど、従来からの主要テーマが引き続き出題されています。

一方、大問構成には変化があり、マンションの火災保険・地震保険に関する問題が独立した大問として出題されました。

また、大問1では、生命保険の契約に関するアドバイスや保険法、生命保険数理に加えて、生命保険文化センターの調査資料を読み取る問題が出題されています。

大問の番号や構成が変わっても対応できるよう、テーマごとに過去問を繰り返し解いておくことが大切だと感じました。

CFPリスクと保険の出題傾向

リスクと保険の、2024年度第1回~2026年度第1回の5回分の過去問を確認したところ、次のような特徴がありました。

  • 大問数は14~15問
  • 生命保険に関する問題が30問、損害保険に関する問題が20問
  • 大問ごとの出題テーマはおおむね共通している
  • 試験回によって大問番号や出題内容が変わる場合がある

2026年度第1回は大問15の構成となり、マンションの火災保険・地震保険に関する問題が独立した大問として出題されました。

このように大問の構成が変わることはありますが、生命保険の税務や相続対策、法人契約、損害保険の仕組みなど、従来からの主要テーマは引き続き出題されています。

そのため、大問番号を覚えるのではなく、出題テーマごとに過去問を繰り返し解くことが大切です。

なお、全50問を2時間で解くため、1問に使える時間は平均2.4分です。

計算問題や資料の読み取りに時間がかかることもあるので、過去問演習では解答時間も意識しておきましょう。

大問ごとの出題テーマ

リスクと保険は、試験回によって大問の数や順番が変わることがあります。

2024年度第1回~2026年度第1回の5回分を比較すると、生命保険の税務、相続対策、法人の保障、損害保険の制度・仕組みなど、主要な出題分野は共通しています。

一方、生活設計や企業のリスクマネジメントなどは、試験回によって事例や問われる内容が変わることがあります。

以下の表で、大問ごとの出題テーマを比較してみましょう。

2024.12024.22025.12025.22026.1
大問1生命保険に関するコンサルティングや法令・制度等生命保険に関するコンサルティングや法令・制度等生命保険に関するコンサルティングや法令・制度等生命保険に関するコンサルティングや法令・制度等生命保険に関するコンサルティングや法令・制度等
大問2保険契約等の税務上の取扱い保険契約等の税務上の取扱い保険契約等の税務上の取扱い保険契約等の税務上の取扱い保険契約等の税務上の取扱い
大問3生命保険の加入生命保険の見直し生命保険の加入生命保険の見直し生命保険の加入
大問4生活設計(老後)生活設計(配偶者死亡)生活設計(老後)生命保険に関する相談生活設計(老後)
大問5個人事業主の生活設計、個人事業主の生活設計、支払調書個人事業主の老後の生活設計個人事業主の経営・生活設計個人事業主の老後の生活設計
大問6生命保険を活用した相続対策老後の生活設計(退職金について)生命保険を活用した相続対策生命保険を活用した相続対策生命保険を活用した相続対策
大問7法人の役員保障法人の事業承継・役員保障法人の役員保障法人の事業承継・役員保障法人の役員保障
大問8従業員の福利厚生役員保障の見直し法人の従業員保障法人の事業保障法人の従業員保障
大問9損害保険の制度と仕組み損害保険の制度と仕組み損害保険の制度と仕組み損害保険の制度と仕組み損害保険の制度と仕組み
大問10損害保険の保険金等(資料)損害保険の保険金等(資料)損害保険の保険金等(資料)損害保険の保険金等(資料)損害保険の保険金等(資料)
大問11個人の自動車保険ほか個人の自動車保険ほか個人の自動車保険ほか個人の自動車保険ほか個人の自動車保険ほか
大問12製造業のリスクマネジメント販売業のリスクマネジメント製造業のリスクマネジメント法人の損害保険マンションの火災保険・地震保険
大問13法人の損害保険飲食業のリスクマネジメント法人の損害保険製造業のリスクマネジメント企業のリスクマネジメント
大問14個人および個人事業主を保険契約者とする損害保険の税務個人および個人事業主を保険契約者とする損害保険の税務個人および個人事業主を保険契約者とする損害保険の税務個人および個人事業主を保険契約者とする損害保険の税務法人の損害保険
大問15なしなしなしなし個人および個人事業主を保険契約者とする損害保険の税務

2026年度第1回は15大問構成で、マンションの火災保険・地震保険が独立した大問として出題されました。

大問別の特徴と対策ポイント

大問ごとの特徴を解説します。
回によっては、大問の番号がずれている場合があります。

大問別の特徴と対策ポイント

ここからは、大問別の特徴と対策ポイントを解説します。

なお、試験回によって大問番号や出題テーマの組み合わせが変わることがあります。

大問1:法令・制度や基本知識(頻出)

生命保険の法令・制度や基本的な仕組みについて問われます。

CFP認定者が相談者に行ったアドバイスの適切・不適切を選ぶ問題は、2026年度第1回でも出題されました。
また、保険法の規定や生命保険数理、責任準備金なども確認しておきたいテーマです。
生命保険文化センターの調査資料を読み取る問題が出題されることもあります。

大問2:生命保険の税務

生命保険契約に関する税務が中心です。

一時所得、雑所得、医療費控除、生命保険料控除などの計算方法や課税関係を確認しておきましょう。

特に個人年金保険については、年金の種類や保険料負担者によって税務上の取扱いが異なるため、過去問で計算手順を確認しておくことが大切です。

大問3:生命保険の加入・見直し

生命保険の加入や見直しに関する問題です。

保険商品の保障内容や特約、保険金・給付金の支払条件などが問われます。

複数の商品を比較したり、契約内容をもとに給付金額を計算したりする問題では、資料の読み取りに時間がかかることがあります。

過去問演習では、必要な情報を資料から素早く探す練習をしておきましょう。

大問4・5:生活設計、支払調書について

生活設計に関する事例問題は、試験回によって相談者の家族構成や設定条件が変わります。

2025年度第1回では、単身者のキャッシュフロー表を完成させる問題が出題されました。

また、個人事業主の老後の生活設計や保険契約の税務なども確認しておきたいテーマです。

複数の条件を読み取って計算する問題では、解答に時間がかかりやすいため注意しましょう。

大問6:保険を活用した相続対策

生命保険を活用した相続対策について問われます。

死亡保険金の非課税限度額や相続税の計算、相続人の範囲など、相続分野の知識も必要になります。

相続人に養子がいる場合など、家族構成によって計算結果が変わるケースにも慣れておきましょう。

大問7・8:法人契約

法人が契約する生命保険や、役員・従業員の保障について問われます。

役員退職金、死亡退職金、事業保障資金、従業員の福利厚生などが主なテーマです。

法人契約の保険料や保険金の経理処理も重要なので、仕訳のパターンを過去問で確認しておきましょう。

資料を使った計算問題では、計算手順を整理しておくと解答時間の短縮につながります。

大問9:損害保険の制度と仕組み

損害保険の基本的な制度や仕組みについて問われます。

知識を確認する選択問題が中心となるため、基本用語や制度の違いを正確に理解しておきましょう。

大問10:損害保険の約款

火災保険、自動車保険、傷害保険など、損害保険の約款や契約内容を読み取る問題です。

保険金の支払条件や免責事項、支払保険金額の計算などが問われます。

資料の量が多く、解答に時間がかかりやすい大問なので、過去問を繰り返し解いて読み取りに慣れておきましょう。

大問11:個人が契約している損害保険

個人が加入する自動車保険、火災保険、傷害保険、所得補償保険などについて問われます。

家族構成や契約内容が資料で示される問題もあるため、誰が補償対象になるのか、どのような場合に保険金が支払われるのかを確認しておきましょう。

大問12:業種別のリスクマネジメント

企業や事業主が抱えるリスクと、それに対応する損害保険について問われます。

製造業、販売業、飲食業、賃貸アパート経営など、試験回によって事例が異なります。

また、2026年度第1回では、マンションの火災保険・地震保険が独立した大問として出題されました。

特定の業種だけに絞らず、さまざまな事業リスクと損害保険の関係を確認しておきましょう。

大問13:法人の損害保険

法人が契約する損害保険の保障内容や税務について問われます。

保険料の損金算入や保険金を受け取った場合の経理処理は、過去問で計算方法や仕訳を確認しておきたいテーマです。

大問14・15:保険料控除・課税関係

個人や個人事業主が契約する損害保険の税務について問われます。

地震保険料控除や保険金を受け取った場合の課税関係などを確認しておきましょう。

2026年度第1回は15大問構成となり、損害保険の税務は大問15で出題されています。

大問番号が変わっても対応できるよう、テーマ別に学習することが大切です。

対策しにくいテーマとその乗り越え方

対策しにくいテーマとその乗り越え方

リスクと保険では、出題パターンが多く、対策しにくいテーマもあります。
特に注意したいのは、生活設計に関する事例問題と、損害保険の約款を読み取る問題です。

大問4・5:生活設計ほか

生活設計に関する問題は、相談者の状況や出題条件が毎回異なります。

2025年度第1回では、単身者のキャッシュフロー表を完成させる問題が出題されました。

見慣れない形式の問題が出題されることもあるため、過去問ではさまざまな事例に触れておきましょう。
本番では、計算に時間がかかりそうな問題をいったん後回しにするのも一つの方法です。

大問10:損害保険の約款

損害保険の約款を読み取る問題は、資料が長く、必要な情報を探すのに時間がかかります。

火災保険、自動車保険、傷害保険など、基本的な保険商品の仕組みを押さえたうえで、過去問を使って資料の読み取りに慣れておきましょう。

問題文と選択肢を先に確認し、必要な箇所を資料から探す方法もおすすめです。

解答に時間がかかりすぎる場合は、いったん次の問題に進み、最後に戻ってくるようにしましょう。

CFPリスクと保険の対策におすすめの問題集

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まとめ

今回は、2024年度第1回~2026年度第1回の過去問を参考に、CFPリスクと保険の出題傾向と対策ポイントを解説しました。
あらためてまとめると

  • 生命保険の法令・制度や税務、相続対策などの基本テーマを押さえる
  • 法人契約の保険料や保険金の経理処理を確認する
  • 保険証券や約款、提案書の読み取りに慣れておく
  • 計算問題は解法を身につけ、解答時間を短縮する

リスクと保険は出題範囲が広い課目ですが、過去問を繰り返し解くことで、問題の形式や解き方に慣れることができます。
時間がかかりやすい問題を把握して、効率よく学習を進めていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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