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FP3級に合格して、次はFP2級を目指そうと考えている人も多いと思います。
ただ、「3級と同じ勉強法でいいのかな?」と少し不安になりますよね。
FP2級は、FP3級よりも問題や計算が複雑になります。
FP3級と同じように勉強を進めてしまうと思うように進まないことも。
そこで、この記事ではFP3級合格後のFP2級の勉強法を整理しました。
試験の全体像と、効率よく進めるための勉強手順、教材選びの考え方を紹介します。
効率よく勉強したい人は、読み進めてみてください。
FP2級ってどんな試験?
FP試験は、正式にはファイナンシャル・プランニング技能検定という国家資格で、以下の6科目を勉強します。
- ライフプランニングと資金計画
- リスクマネジメント
- 金融資産運用
- タックスプランニング
- 不動産
- 相続・事業承継
試験は、学科試験と実技試験の2つに分かれていて、両方の試験に合格する必要があります。
それぞれ6割の得点が合格ラインで、別日に受検することも可能です。
受検は、きんざい(金融財政事情研究会)と日本FP協会の2つの団体から選べます。
2つの団体の違いは実技試験の内容で、学科試験は同じ内容です。
- 学科試験 60問 120分
- 実技試験(FP協会)40問 90分
- 実技試験(きんざい)15問 90分
実技試験の試験時間は同じですが、問題数と内容が異なります。
FP2級は受験資格がある
FP2級には受験資格があります。
主な受験資格は、FP3級合格もしくは、FP業務に関する2年以上の実務経験です。
AFP認定研修の基本課程を修了している場合もFP2級の受験が可能です。
FP2級もCBT試験 紙試験との違い
FP2級は、2025年4月からCBT方式での試験に移行しました。
CBTに移行しても、試験の難易度は変更なしとアナウンスされています。
CBT移行前は、年3回の試験で過去問が公開されていましたが、CBT試験に移行してからは年1回5月に1回分の問題が公開されています。
CBT試験の特徴
CBT試験の特徴をまとめます。
- テストセンターのパソコンで受検
- 会場と試験日が選べる
- 出題される問題は毎回同じではない
- 点数はその場でわかる
会場と試験日は、期日内であれば変更ができます。
2026年度の申し込み分から、受験日と会場などの変更期間に変更があります。
出題される問題は複数パターンあるので、1回目に受検して不合格で、受検し直した場合も違う問題が出題される可能性があります。
CBTだからこそ気をつけたいポイント
CBT試験に慣れていないと、試験の手順に戸惑うことがあります。
以下のポイントに気を付けましょう。
- パソコンでの試験なので問題文に書き込みができない。
- 計算問題は、支給される白紙を使って行うので見やすく書く。
- 電卓は画面上の電卓を使う
- 試験の残り時間は画面に表示される
FP2級の勉強時間とスケジュール
FP3級の勉強時間の目安とスケジュールについて解説します。
勉強時間の目安
FP2級の勉強時間は一般的に150時間~300時間と言われています。
FP3級は、80時間~150時間と言われているので、かなり増えています。
私は、1日平均1時間くらい(週末に多めに勉強)の勉強を半年ほどして合格しました。
その前に、1日平均1時間で3か月勉強をしたときは、範囲が終わらず不合格でした。
勉強時間の目安を知っておくことは大切です。
勉強の計画を立てるときは、少し余裕をもってスジュールを立てておくと、進捗が遅くなったり、予定が変わっても対応しやすいですよ。

FP2級になると思ったよりも、一つのテーマに時間がかかってしまったということが起こりやすいです。
FP2級の教材選びで失敗しないコツ
FP2級を独学で勉強する場合は、市販のテキストや問題集を使うのがおすすめです。
3級の勉強の時に使っていたものが使いやすかった場合は、同じシリーズでOKです。
勉強が進めにくかったなと思うときは、別の教材を使うのを検討しましょう。
教材の使い方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
意識したいFP3級とのちがい
FP2級は、問題数が増え、解答時間が長くなるだけでなく、解答の選択肢が増えます。
3級は、〇×問題か三択問題でしたが、2級では4択問題になります。
同じテーマが問題になっていても、問われるポイントが複雑になります。
選択肢が増えるだけでなく、一問当たりの文字数も増えます。
重要なポイントをただ暗記するだけでなく、ポイントに関連する項目まで、体系的に勉強するのがおすすめです。
FP2級の基本的な勉強法
筆者は、FP2級を学科、FP協会実技、きんざい実技とすべて受検して合格しています。
そのときに実践していた勉強のポイントを紹介します。
ポイント①問題を解きながら勉強する
テキストをすべて読んでから問題を解く勉強法はおすすめしません。
少し読んで、その部分が出ている問題を解く、もしくは問題を解いてみて、解説を読んでもわからない部分をテキストで確認するのがおすすめです。
3級を勉強していれば、問題の内容が全くわからない場合は少ないので、まずは問題を解いてみるのがおすすめです。
ポイント②問題文はチェックポイントを意識する
問題を解くときは、問題文に出てくる数字や語句を意識して解くようにします。
- 正しいものを選ぶのか?誤っているものを選ぶのか?
- 似たような語句を混同しないようにする
- 計算に必要な数字はどれか
CBT試験だと、問題文に書き込みができないので、ケアレスミスを防ぐために語句と数字を確認する癖を付けましょう。
問題演習をするときは、正解の選択肢だけではなく、ほかの選択肢もチェックしてどこが不正解かを確認しましょう。
解いていくうちに、気を付けるポイントが身についていきますよ。
ポイント③3級から間を開けずにチャレンジする
スケジュールが許すなら、3級の勉強が終わってすぐに2級の勉強にとりかかりましょう。
2級の勉強の基礎は3級なので、3級の知識があるうちに2級の勉強を始めたほうが、スムーズに進みやすいです。
3級を勉強したときに苦手に感じた科目から勉強を始めるのもおすすめです。
ただし、特定の科目に勉強時間が偏らないように気を付けましょう。
ポイント④試験直前は本番を意識した問題演習を
CBT試験は、本番と同じように画面で問題を見て、問題を解く練習をしておくのがおすすめです。
本番は、白紙とボールペンを使うので、メモの取り方も考えておきましょう。
メモの取り方も、自分でルールを作ると問題を解くのがスムーズになります。
例)問題番号は必ず書く、1問ごとに線を引いてメモを区切るなど
テキストの付録や通信講座の無料講座を使うと、本番のような問題を解くことができますよ。
スタディングでは、無料講座でパソコン・スマホを使った勉強ができます。
FP2級でつまずきやすいポイント
FP2級を勉強するときに、つまずきやすいポイントをまとめました。
3級とは勝手がちがう!と思う部分も多かったです。
社会保険と公的年金(ライフ)
この2つのテーマだけで、けっこうなボリュームがあって苦戦しました。
多めに勉強時間を取りたいテーマです。
きんざいで実技試験を受ける場合は、年金の計算が必ず出るので、何回も過去問を解いて解き方を覚えました。
法人が関わる問題
各テーマ、法人が関わる問題が出るようになります。
扱う数字が大きくなったり、法人ならではのルールが登場します。
慣れるまでは解くのが大変ですが、出る範囲は限られているので、マスターすると得点源にできますよ。
実技試験の計算問題
実技試験の計算問題は、FP協会ときんざいで傾向が違います。
FP協会は、40問の中に簡単な計算問題が多く出題されます。
ひとつひとつは、そこまで難しくありませんが、量をこなさないといけないので時間配分が重要になります。
きんざいの実技試験は、1問のボリュームがあります。
穴埋め問題もあるので、単語で覚えるのではなく、計算の流れと周辺知識を意識して対策をする必要があります。
独学と通信講座どっちがいい?
勉強方法には、独学のほかに通信講座を使う方法があります。
FP2級は、範囲が広くなり、難易度もあがるので、通信講座を使って計画的に勉強をするのもおすすめです。
通信講座を使うときは、無料講座を必ず受けて、自分との相性を確認しましょう。
独学が向いている人
- 自分でスケジュール管理ができる
- 資格試験の経験があり、勉強のペースがイメージできる
- 教材の費用をおさえたい
通信講座が向いている人
- 勉強計画を立てるのが苦手
- わからないところを質問したい
- 動画や音声と教材を組み合わせて勉強したい
まとめ
今回は、FP2級の勉強法について解説しました。
改めてまとめると
- 試験時間は、学科120分、実技90分
- FP2級は選択問題の選択肢が増える
- 勉強時間の目安は150時間~300時間
- 問題を実際に解きながら勉強を進める
- 3級から間を開けずに取り組むのがおすすめ
- メモの取り方など、CBT試験を意識した勉強法を取り入れる
- 独学が不安なときは通信講座を取り入れるのがおすすめ
FP2級は、同じテーマでも3級に比べると深く問われるので理解することを意識して勉強をしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!









