こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
2023年5月試験からファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)の試験範囲が変更になっています。
今回は、2023年5月試験から変更になった試験範囲についてまとめます。
なお、FP3級は2024年4月からCBT試験への移行しました。
CBT試験の受検レポートはこちら
FP技能検定の試験範囲の確認方法
FP技能検定の試験範囲は、きんざいと日本FP協会のHPで確認できます。
きんざいのホームページでは、試験範囲と一緒に載っている新旧対照表で試験範囲の変更ポイントを見ることができますよ。
きんざいHP(1~3級合わせて見られます)
日本FP協会HP→3級 2級 (1級は実技試験のみ実施のため掲載なし)
FP技能検定の試験範囲の主な変更点
受験する級によって範囲が少し変わりますが、主な変更点は以下のようになります。
ライフプランニングと資金計画
・社会保険の範囲に育児休業給付が追加
・公的年金の範囲に年金生活者支援給付金が追加
・ローンとカードの範囲で
デビットカード等の決済手段からキャッシュレス決済等の決済手段に文言が変更
リスク管理
・生命保険商品の種類と内容に法人向け保険商品が追加
金融資産運用
・関連法規の範囲の金融商品販売法が金融サービス提供法に変更
タックスプランニング
・所得控除の範囲にひとり親控除
相続・事業承継
・相続と法律の範囲に自筆証書遺言書保管制度が追加
・遺留分についての範囲に
配偶者(短期)居住権について概略の知識を有すること
特別の寄与について概略の知識を有すること
が追加
変更点の詳しい解説記事はこちらになります。
試験範囲の変更への対応方法は?
試験範囲が変わったら、今まで勉強したことはどうなるの?
今回の試験範囲の変更ですが、すでに施行されている法律に関わる部分が変更/追記された形です。
最新のテキストを使って勉強をしている方は、最新の法令基準日に合わせた内容になっているので特に問題はありません。
こちらのシリーズの参考書は知っておきたい改正・変更情報がまとめられてますよ。
通信講座や、資格の学校の講座も対応しています。
まとめ
今回は、2023年5月試験からのFP技能検定の試験範囲の変更点についてまとめました。
改めてまとめると
・試験範囲の変更箇所は、すでに施行されている法律に関わる部分が変更/追記された形
・最新の法令基準日に対応したテキスト・問題集を使って勉強していれば対策OK
新しい知識は試験に問われやすいので、変更/追記になったポイントはしっかり勉強しておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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