【FP3級】CBT方式が導入された場合の変更点を解説!

FP3級
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こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
2023年11月より、FP3級の試験でCBT方式が導入されています。

そもそもCBT方式って何?試験がどう変わるの?対策法は?

今回は、そういった疑問についてまとめました。

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CBT方式の試験とは?

CBTとはComputer Based Testingの頭文字を取ったもので、コンピューター(主にパソコン)の画面上で出題・解答が完結する試験方式です。

CBT方式の試験の特徴

CBT方式の試験の特徴を紹介します。

2024年4月からのCBT試験についてはこちらの記事で書いています。

試験日程を自分で選べる

CBT方式の試験は、全国にあるテストセンター(約330会場)で試験が休止期間以外は通年実施されます。

テストセンター一覧

受験日が決まっていた従来の試験と違い、受験日時を自分で選べますよ。

2024年3月1日(金)~2024年3月31日(日)休止期間です。
3月は受験ができません。

出題がランダムになる

CBT方式の試験では、試験範囲の中から、受験者ごとに異なった問題が出題されます。

パソコンの画面上で、解答が完結するので問題冊子の配布はありません。

FP3級試験のCBT方式の導入スケジュールについて

FP3級の試験は、日本FP協会と金融財政事情研究会(以下、きんざい)で実施されています。

日本FP協会2024年4月から、CBT方式の試験を導入すると発表しています。

3級FP技能検定の2024年度CBT化のご案内(日本FP協会)

きんざいは、2023年11月より紙での試験とCBT方式の試験を並行して実施し、
2024年4月にはCBT方式へ完全に移行予定です。

2023年度の技能検定3級試験の実施方法に関するお知らせ(きんざい)

きんざいホームページにCBTに関するQ&Aが掲載されました

技能検定Q&A

受験者向けマニュアル

※本番実施までに変更になる可能性あり

FP2級試験のCBT方式への変更は2025年度以降を予定

2023年10月2日に、きんざい・日本FP協会両方の組織から、FP2級試験へのCBT方式導入は2025年度以降を予定していると発表がありました。

CBT方式になって変わること・変わらないこと

FP3級試験が、CBT方式になって変わること・変わらないことを表にまとめました。

従来試験CBT方式試験
試験日程1月・5月・9月休止期間以外いつでも
申込み方法WEB・申請書郵送WEBのみ
試験会場受験票に記載の会場全国のテストセンター(選択可
受験料学科・実技各4,000円変更なし
試験方法問題冊子とマークシートで解答パソコンの画面で解答
試験時間学科120分 実技60分学科90分 実技60分(※)

2023年11月~2024年3月の紙試験との並行実施期間は、きんざいHPに学科試験120分の記載があります。

2024年4月からのCBT方式のFP3級試験は、学科試験が120分から90分短縮されます。

日本FP協会のHPには出題形式、合格基準に変更なし、きんざいのHPにも難易度は変わらないとの記載があります。

11月にFP3級を受験したら、1月のFP2級試験に間に合うかな?

11月試験の合格発表は、12月15日前後で、2級の受験申請期間が2023年11月14日~12月5日となっているので、早くても受験できるのは2024年5月試験になります。

試験の申込みがWEBの専用ページからになる

FP3級のCBT試験は、専用のマイページから申し込みをします。

きんざいのFP3級CBT方式試験は、2023年10月1日(日)から申し込みが開始。

受験料の支払い方法は、クレジットカード払いコンビニ払いから選べます。

パソコンの画面上で出題、解答とはどういうことか?

CBT方式での解答方法ですが、きんざいの出題形式には

パソコンに表示される試験問題にマウスキーボードを使って解答する

とあります。

FP3級は学科、実技ともに解答を選択する出題形式なので、解答の番号をクリックする解答形式が考えられます。

私が受験した実技試験は、すべてクリックで解答を選ぶ方式でした。

パソコンの操作に自信がない方は練習する必要がありそうです。

また、問題冊子の配布がなくなるので、わからなかった問題を試験終了後に確認するのが
難しくなります。

CBT方式の試験対策は?

FP3級CBT方式の試験対策についてです。

テキストで独学する場合

TAC出版のみんなが欲しかった!シリーズは、CBT試験体験版プログラムが読者限定で2023年9月上旬から配信されています。

内容は、学科試験1回きんざいの実技試験「個人資産相談業務」1回になります。

LECの合格のトリセツシリーズの過去問厳選模試では、購入者特典で2023年11月よりCBT模試が配信されます。

試験範囲は変わらないので、他のテキストでも知識面の対策はできますよ。

通信講座で勉強する場合

通信講座スタディングのFP講座では、CBT方式への移行について公式ホームページで触れられています。

スタディングのFP3級講座は、本番試験のような問題演習をパソコン画面で行えます。

資格試験の予備校で勉強する場合

LEC東京リーガルマインド、資格の学校TACともに、ホームページにFP3級試験のCBT方式導入についてのお知らせが掲載されていますが、2023年6月時点で対策講座はありません。

LEC東京リーガルマインド、資格の学校TACでは、CBT試験対応の講座が開講されています。

資格の大原も、教材・講義がCBT試験に対応しているとお知らせがありました。

まとめ

今回は、FP3級試験のCBT方式の導入について調べました。
あらためてまとめると

  • CBT方式とは、テストセンターのコンピューター(パソコン)で完結する試験方式
  • 休止期間を除き、通年で試験を受けられる。
  • 受験する場所は全国約330か所のテストセンターから選択可能
  • 日本FP協会は2024年4月から、きんざいは2023年11月からCBT方式で試験を実施
    (ただし、きんざいは2023年3月までは紙の試験と並行実施)
  • 受験料に変更はなし
  • マウスでのクリック入力、キーボード入力での解答が予想される
  • 問題冊子の配布がなくなる

パソコン操作に不安がある方は、試験勉強と並行してパソコン操作の練習もおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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