こんにちは!FP勉強ラボのゆうです。
今回はCFP相続・事業承継(以下、相続)の独学での勉強法についてです。
CFP相続は、初めての受験で合格することができました!
★この記事を読むとわかること★
- 独学での勉強に使ったテキスト
- 実際に勉強してみてわかった勉強のポイント
- CFP相続の出題の特徴
- 独学での勉強にかかった時間
受験した私の基本情報
この記事を読む前提として、私の基本情報はこんな感じです。
- 相続は初挑戦
- 生命保険会社で個人保険事務の経験あり。
- 私大法学部卒
- AFPからのブランク9年、計算が苦手
大学の民法の授業で相続を習いましたが、語句をなんとなく覚えている程度の状態で勉強を始めました。
使ったテキストはFPK精選過去問題集
独学での勉強は、FPKのCFP受験対策精選過去問題集をひたすら解きました。
FPKのCFP精選過去問題集は問題数が多いので反復学習がしやすく、解説もしっかりしているので、1冊で試験対策ができました。
模試のかわりにCFP資格審査試験問題集を解く予定でしたが、余裕がありませんでした。
CFP資格審査試験問題集については、以下の記事で解説しています。
知識を整理したい方にはCFP資格標準テキストがおすすめです。
図表や制度の詳しい解説が載っています。
【相続・事業承継】は基礎をしっかり固めることがポイント
CFP相続を独学で勉強してみて気づいたポイントをまとめました。
相続のルールをしっかり覚える
相続放棄とは何か、相続人に含めるのはどんな場合か、養子とは・・・など、相続の基本的なルールをしっかりと覚えるのが一番大切です。
ここをあやふやにしてると、勉強がなかなか進まないと思います。
問題集の解説でわからなければ、検索で調べたりもしました。
相続関係の用語は、税理士事務所のホームページなどでたくさん解説されています。
制度の名称もしっかり覚える
相続時精算課税制度、成年後見人、遺留分など、相続の制度の名称もしっかり覚えて、問題で何が問われているかをすぐに読み取る必要があります。
これは、過去問を繰り返し解いて、覚えるのが一番だと思います。
知識を問われる4択問題も多いので、できるだけ多くの過去問を解いておきたいところ。
遺言関係に苦労しました。
相続の問題は繰り返しの計算が多い
分数や小数点を多用する計算はありませんが、同じ計算を、出題されてる人数分しないといけないような繰り返しの計算が多い印象です。
例)相続人全員の相続額がわからないと答えが出ない問題
同じ計算を繰り返し行うのは、CFP不動産の問題と似ていると感じました。
そして、ひとつ間違えると一からやり直しになってしまうので、確実に計算できるように演習をしっかりする必要があります。
~千円の単位に慣れる
CFP相続に出てくる問題の数字は、だいたい~千円という単位で表記されています。
ここで気を付けたいのが、テキストなどの控除額の公式では500万×法定相続人の数と書かれているものがあることです。
慌てていると500×〇人と計算してしまって、数が合わない!!となり焦ることも。
~千円に単位を合わせると、50千円×法定相続人の数です。
私はこれにひっかかりまくったんですが、そんなことないかな・・・
資格の学校の講座で知識の整理をするのもおすすめ
独学での学習がうまく進まない場合は、資格の学校の直前講座を利用するのがおすすめです。
頻出事項や、計算問題の流れを解説してもらえるので、効率よく学習を進められますよ。
TACとLEC は、1~2回の模試や直前対策講座を開講しています。
勉強時間は50時間くらい
CFP相続にかかった勉強時間は50時間くらいだと思います。
相続の知識がある方はもっと勉強時間を減らせるでしょう。
実際に受験しての感想
計算問題に時間がかかるだろうと予想していたので、計算問題以外はちょっとでもわからなかったら飛ばすようにしていました。
試験の直前までは、知識問題の4択の復習をひたすらしていました。
私が受験したときは、過去問に似た問題が多かったので、比較的落ち着いて解くことができました。
まとめ
CFP相続の独学での勉強法をまとめると
- 相続の制度をしっかり覚えて基礎を固める
- 相続に関する用語をしっかり覚えて、問題文をすぐに読み解けるようにする
- 計算は繰り返すものが多いので、ケアレスミス(単位など)に注意
個人的な予想ですが、最近は高齢化に伴った生前贈与や成年後見人が今まで以上に注目されてきているので、そのあたりが出題されそうかなと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました!