こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
試験を受けていて、見たことがない問題が出て焦ったことはありませんか?
どんなに対策をしても、見たことがない問題が出るとどうしよう・・・と一瞬手が止まってしまうものです。
そこで、今回は見たことがない問題が出た時の対処法について考えてみます。
見たことない問題が出た時の対処法
解ける問題を優先する
解ける問題を最優先するのが大前提です。
解けるかわからない問題よりも、解ける問題をケアレスミスなくきっちり解く方が重要です。
見たことない問題があると問題文を読み込みたくなりますが、まずは最後まで問題に目を通して解ける問題からとりかかりましょう。
問題冊子に印を付けておく
見たことなくて解けない問題には、問題冊子に印を付けておくのがおすすめ。
CBT試験の場合は、後で見直すボタンで問題に印がつけられます。
マークシート試験の場合、解答を塗らずに空けていると、他の解答がずれてしまうことがあるので、とりあえずマークをしておきましょう。
見たことない問題には執着しすぎない
解ける問題の見直しまで終わって、時間がある場合に、見たことない問題にとりかかってみましょう。
見たことない問題に執着しすぎるのはおすすめしません。
図表などで見せ方が変わっていて、新しく見える問題は、問題文をよく読めば、今までの知識で解ける場合がありますよ。
テキスト、問題集を一通り解いて対策をしていて、見たことない問題だと思う場合は、周りの人も同じように考えていると思います。
見たことない問題の傾向とは
最近、見たことないと言われる問題の傾向として、図表が使われているものが多いです。
2024年9月実施の日本FP協会のFP1級実技試験で出題された問題です。
今までの問題は、問1は債券についてではありませんでした。
さらに、グラフになっていることで、何が問われているのか?が瞬時にわかりにくく感じます。
2022年11月のCFP資格審査試験タックスプランニングより。
給与所得についての問題なのですが、源泉徴収票が載っていることで、必要な情報はどこに載っている?と探さないといけない感覚になりました。
2022年ごろから、CFP試験では支払調書などの書面が問題に使われ始めました。
試験勉強の時にできる対処法
勉強の時点で、見たことない問題を減らす方法を考えます。
なるべく多くの過去問を解く
見たことない問題には、新傾向の問題と自分が把握していない過去問の2種類に分けられます。
過去問の演習量が多いほど、新傾向の問題以外の見たことない問題は減ります。
FP2級以上になると、学習範囲が広くなるので、優先順位を付けるのが大切です。
まずは、問題集の頻出問題や、基本問題を確実に学習しましょう。
通信講座を使って、問題演習の効率を上げるのもひとつの方法です。
試験のときに半分以上が見たことない問題だった…という場合は、過去問の演習量が足りてないと考えられます。
模試を使って当日の時間配分を決めておく
模試を使って、どれくらいのペースで解いて、見直しに何分残すかのシミュレーションを行いましょう。
時間配分の見通しが立っていれば、本番で見たことない問題が出た場合も対応できる可能性が上がりますね。
まとめ
今回は、試験のときに見たことない問題が出たときの対処法について考えました。
あらためてまとめると
- 気になっても見たことない問題は後回しにする
- 過去問の演習量を増やして見たことない問題を減らす
- 新傾向の問題は、図表を使ったものが多い
- 模試で当日の時間配分の計画を立てておく
見通しが立っていれば、見たことがない問題が出ても落ち着いて対処できると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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