【2026年版】CFP試験で一番難しい!?金融資産運用設計の出題傾向と対策ポイント

CFP
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こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。

CFP試験の金融資産運用設計は、FP2級からぐっと難易度が上がり、出題範囲も広くて、どこから手をつければいいか迷いやすい課目です。
私自身も試験勉強中は、過去問を解きながら「間に合うかな…」と焦ることが多くありました。

そこで今回は、2024年度第1回〜2026年度第1回の過去5回分の過去問を分析し、出題傾向と効率的な対策ポイントをまとめました。

金融資産運用設計は、毎回違う問題が出題されるものの、大問ごとのテーマや頻出の計算パターンには共通点があります。

この記事では、最新の出題内容も踏まえて、重点的に対策したいテーマを紹介します。

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この記事の対象と目的

こんな人に読んでほしい

  • 金融資産運用設計の出題傾向がつかめず、どこから勉強すればいいか迷っている
  • 出題パターンを整理して、直前期の学習を効率よく進めたい

そんな方に向けて、この記事をまとめました。

この記事でわかること(出題傾向・対策のポイント)

2024年度第1回〜2026年度第1回の過去5回分(250問)をもとに、金融資産運用設計の出題傾向を分析しました。

  • 大問ごとのテーマについて
  • 特に注意したい難所
  • 出題形式に合わせた効率的な対策法

なども、できるだけわかりやすく整理しています。

「全部できる気がしない…」と不安な方も、この記事を読めば優先すべきヒントがきっと見つかるはずです。

「金融資産運用設計」はなぜ難しい?

CFP6課目の中でも、難しいと言われる金融資産運用設計。
なぜ、難しく感じるかを解説します。

計算や専門用語のハードル

CFPになると、FP2級に比べ、専門用語についての問題や、計算問題のハードルが上がります。

専門用語もただ覚えるだけではなくて、理論を理解しないといけないので、問題集の解説の難易度も上がり、問題の解き方を理解するのも難しくなります。

2026年6月実施の第1回試験について

2026年度第1回試験でも、大問12問・小問50問という基本構成は変わりませんでした。

大問1では、GDP・GNI、景気動向指数、日銀短観、マネーストックが出題されました。
特にGDP・GNIは、直近5回すべての試験で大問1の問題1に登場しています。

大問2では、2026年度当初予算のほか、「年次経済財政報告」「世界経済の潮流」から出題されました。
大問7では仕組債、大問9ではアノマリーに関する問題がありました。
また、大問10では相対的購買力平価や為替予約、大問12では個人情報保護法についても問われています。
大問11の小問数は4問となり、これまでの5〜6問から減少しました。

全体として、従来の頻出テーマが引き続き出題される一方、制度や金融市場に関する幅広い知識も求められています。

過去問で基本的な解法を身につけるとともに、最近の経済・金融動向や制度についても確認しておきましょう。

過去5回の試験を分析して見えたこと

2024年度第1回〜2026年度第1回の5回分を分析しました。
大問ごとの出題テーマは比較的安定していますが、同じテーマでも問題の形式や問われ方には違いがあります。

まずは、全体の出題構成を確認しましょう。

大問テーマは固定。全体像はつかみやすい

CFP金融の大問は12問。小問は50問あります。

大問のテーマを一覧にまとめました。

大問(小問の数)テーマ出題の特徴
大問1(4問)各種経済指標GDP・GNI、景気指標など
大問2(3~4問)経済や金融指標の動向公表資料や財政に関する問題
大問3(3問)預貯金・金融商品利息計算や金融商品の知識
大問4(2問)財形貯蓄制度や確定拠出年金制度について各制度から1問ずつ
大問5(2問)株式投資・財務分析財務資料の読み取り・計算
大問6(4問)株式取引・税務税金の計算や取引制度

後半のほうが、大問当たりの小問の数が増えます。

大問(小問の数)テーマ出題の特徴
大問7(5~6問)債券投資利回り、デュレーションなど
大問8(5~6問)投資信託購入・分配・解約の計算
大問9(5~6問)ポートフォリオ理論等計算、理論、行動ファイナンス
大問10(5~6問)外貨建て商品為替・外貨建て商品の計算
大問11(4~6問)デリバティブやその他金融商品オプション、先物、FXなど
大問12(3~4問)金融資産運用に係る制度や法規等税務、金融ADR、関連法規

大問1の問1はGDP・GNIが頻出

直近5回の大問1・問題1では、すべてGDP・GNIに関する問題が出題されています。
ただし、出題形式は毎回同じではありません。

GDPの基本的な仕組みを問う問題だけでなく、統計資料を使った計算問題や、各国のGDPを比較する問題も出題されています。

また、大問1では景気動向指数や日銀短観、在庫循環なども繰り返し取り上げられています。

基本的な経済指標の意味を理解し、図表や数値を使った問題にも対応できるようにしておきましょう。

大問2〜4はパターン練習が効く!

大問2〜4は、比較的出題テーマが安定しています。

大問2では、「年次経済財政報告」「世界経済の潮流」「経済・物価情勢の展望」などの公表資料から問題が出題されています。

また、一般会計予算や財政状況に関する問題も繰り返し出題されているので、プライマリーバランスや公債依存度の計算方法も確認しておきましょう。

大問3では預貯金や金融商品、大問4では財形貯蓄と確定拠出年金が中心です。

大問3・4は過去問を使って基本的な計算方法や制度の違いを整理しておくと、対策しやすい分野です。

大問7〜11は難所。計算問題と出題パターンの対策が重要

大問7〜11は、計算問題が多く、小問数も多いため、時間がかかりやすい部分です。

債券の利回りやデュレーション、投資信託の分配金・解約時の税金、ポートフォリオの期待収益率や標準偏差などは、重点的に対策しておきたいテーマです。

また、外貨建て商品やデリバティブでは、基本的な計算問題だけでなく、為替予約やオプション戦略など、さまざまな形式の問題が出題されています。

頻出の計算パターンを確実に解けるようにしたうえで、異なる形式の問題にも慣れておくことが大切です。

後半は時間がかかりやすいので、過去問演習では解答時間も意識しましょう。

大問12は税金だけでなく金融関連法規もチェック

大問12では、金融資産に関する税務や金融関連法規が出題されています。

所得税や国外財産調書などの税務に関する問題に加えて、金融ADRやマネー・ローンダリング対策なども出題されています。

2026年度第1回では、個人情報保護法に関する問題もありました。

税務だけに絞らず、金融取引に関係する制度や法律についても確認しておきましょう。

大問7〜11をひとつずつ解説!出題傾向と対策ポイント

難易度が高めな、大問7〜11を大問ごとに解説します。

大問7(債券投資)の傾向と対策|計算問題以外は傾向がバラバラ

大問7では、債券の利回りや価格、デュレーションなどの計算問題が出題されています。

利付債・割引債の利回り計算に加えて、マコーレー・デュレーションなども重点的に対策したいテーマです。

一方、後半では債券の仕組みや制度についての知識問題も出題されています。

2026年度第1回では、仕組債に関する問題もありました。

計算問題は公式を覚えるだけでなく、条件が変わっても解けるように練習しておきましょう。

また、債券の種類や仕組みに関する知識問題は、出題内容が変わることもあるため、過去問で幅広く確認しておくのがおすすめです。

大問8(投資信託)の傾向と対策|似た問題でも何が問われているかを確認

大問8では、投資信託の購入・分配・解約などに関する計算問題が繰り返し出題されています。

特に前半3問は、投資信託の取引条件を読み取って計算する問題が中心です。

同じような条件が与えられていても、購入金額、取得口数、分配金、解約時の受取金額など、何を求めるかによって計算方法が変わります。

問題文の条件を整理し、何を計算する問題なのかを正確に読み取ることが大切です。

後半では、投資信託の商品制度や仕組みについての知識問題も出題されています。

計算問題を優先しつつ、制度に関する知識も確認しておきましょう。

大問9(ポートフォリオ理論)の傾向と対策|一つでも多くの問題パターンをマスターしたい

大問9は、計算問題の難易度が高く、苦手に感じる方も多い分野です。

期待収益率や標準偏差、相関係数など、ポートフォリオ理論に関する計算問題が出題されています。

また、計算問題だけでなく、理論の理解や図表の読み取り、行動ファイナンスに関する問題も出題されています。

2026年度第1回では、アノマリーに関する問題がありました。

ポートフォリオ理論は、公式を覚えるだけでなく、さまざまな問題パターンを解いておくことが重要です。

計算に時間がかかる問題もあるので、過去問演習では解答時間にも注意しましょう。

苦手なジャンルは、少し出題内容が変わっただけでも、手が止まってしまうことが多いので、ともかく色々なパターンをマスターしておくのが大切です。

大問10(外貨建て商品等)の傾向と対策|長文の問題が多め、時間に注意

大問10では、外貨建て債券や外貨建て投資信託などの計算問題が出題されています。

為替レートや利息、税金などの条件を読み取り、円換算した損益や受取金額を求める問題は、重点的に対策したいところです。

また、最近の試験では、購買力平価や金利平価、為替予約に関する問題も出題されています。

外貨建て商品の計算だけでなく、為替相場がどのように決まるかという理論についても理解しておきましょう。

大問10は問題文が長く、複数の条件を整理する必要がある問題も多いため、時間配分には注意が必要です。

問題文が長めで資料も付いている問題が複数出題 引用:CFP試験問題(https://www.jafp.or.jp/aim/cfp/cfp_exam/files/2024_02_CFP01_q.pdf)

大問11(デリバティブやその他金融商品)の傾向と対策|オプション取引の投資戦略は必ずおさえたい

大問11では、オプション取引や先物取引、FXなどの問題が出題されています。

特にオプション取引の投資戦略は、繰り返し出題されているテーマです。

コール・プットの買いと売り、それぞれの損益の仕組みを理解したうえで、複数のオプションを組み合わせた投資戦略についても確認しておきましょう。

また、先物の理論価格やヘッジに必要な売建て枚数などの計算問題も、過去問で練習しておきたいところです。

2026年度第1回では、小問数が4問となりましたが、引き続き対策が必要な分野です。

計算式を暗記するだけでなく、取引の仕組みと損益の関係を理解しておくことが大切です。

学習のポイントは「完璧よりも落とさない意識」

CFP金融の学習ポイントをまとめます。

難問にこだわらず、取れる問題を確実に

CFP試験は、すべての問題の配点が同じです。

そのため、難しい問題に時間をかけすぎるよりも、解ける問題を確実に正解することが大切です。

特に金融資産運用設計は、計算に時間がかかる問題も多いので、試験本番では解く順番や時間配分を意識しましょう。

合格ラインは試験回によって異なるため、過去の合格ラインも参考にしながら、余裕を持って得点できるように対策しておくのがおすすめです。

「出題されたことがある形式」から優先して対策

過去問を分析すると、頻出の問題がいくつかありました。
出題されたことがある形式の問題は、優先して対策したいですね。

当日は時間配分をしっかりと

CFP金融は、後半の大問に難しめの論点があり、計算問題も多めに出題されています。

前半に時間をかけすぎると時間が足りなくなってしまいます。

模試などを活用して、具体的な時間配分の計画を立てましょう。

CFP金融の対策におすすめの問題集

CFP金融資産運用設計では、繰り返し出題される計算パターンを確実に解けるようにすることが重要です。
そのためには、さまざまな形式の過去問を解いて、解法を身につけておく必要があります。

CFP金融の試験対策におすすめなのが、FPK研修センターのCFP受験対策精選過去問題集です。

頻出問題を中心に演習できるので、出題パターンを整理しながら学習を進めたい方におすすめです。

CFP精選過去問集の特徴
  • 過去5年分のCFP試験からよく出る問題を厳選(約250〜300問)
  • 最新の法改正に対応済みだから安心して学習できる
  • 問題ごとに難易度がわかるマーク、出題頻度がわかるマーク付き
  • 過去の出題項目リストを収録
  • 実力判定模試で本番同様の演習が可能

まとめ

今回は、2024年度第1回〜2026年度第1回のCFP金融資産運用設計の過去5回分(250問)をもとに、出題傾向と対策ポイントをまとめました。

あらためて、ポイントを整理すると、

  • 大問12問・小問50問という基本構成は変わっていない
  • 大問ごとの出題テーマは比較的安定している
  • GDP・GNIや財形貯蓄、確定拠出年金などは繰り返し出題されている
  • 大問7〜11は計算問題が多く、重点的な対策が必要
  • 同じテーマでも出題形式が変わるため、さまざまなパターンの過去問を解くことが大切
  • 難問に時間をかけすぎず、解ける問題を確実に正解することが重要

金融資産運用設計は、出題範囲が広く、難易度も高い課目です。
しかし、過去問を分析すると、繰り返し出題されているテーマや計算パターンが見えてきます。

すべての問題を完璧に解けるようにするのは大変ですが、頻出テーマを優先して対策することで、効率よく得点力を高められます。

過去問を繰り返し解きながら、解ける問題を一つずつ増やしていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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