こんばんは!FP勉強ラボのゆうです。
今回は2023年度のCFP金融資産運用設計(以下、CFP金融)に出題された時事問題の資料をまとめました。
勉強の際にチェックしておくと、問題に取り組みやすくなりますよ。
★この記事でわかること★
・2023年度の試験にどのような資料が出題されたか
・CFP金融で出題されている資料の概要
・資料がどのように使われているか
2022年度以前のCFP金融に使われた資料のまとめはこちら
CFP金融以外の課目の資料まとめは以下の記事で紹介しています。
CFP金融の独学での勉強方法はこちら。
2023年度試験に使われた資料について
まずはどのような資料が問題に使われたかを紹介します。
2023年第1回(2023年6月試験)
★日本銀行「経済・物価情勢の展望」(2022年10月分)
2023年第2回(2023年11月試験)
★内閣府GDP
★日本銀行「経済・物価情勢の展望」(2023年4月分)
★世界経済の潮流(2022年Ⅱ)
★日本銀行「資金循環統計(2022.第4四半期)」
2023年第1回試験では、経済・物価情勢の展望しか出題されませんでした。
経済産業省の鉄工業指数参考図表集のデータを基にした出題や、BIS(国際決済銀行)のデータを基にした出題はありました。
2023年第2回試験では、出典が多めでした。
出題に使われた資料の概要
出題に使われた資料の概要を解説します。
日本銀行「経済・物価情勢の展望」
日本銀行「経済・物価情勢の展望」は頻出の資料です。
概要は以下の通り
日本銀行は、年4回(通常1月、4月、7月、10月)の政策委員会・金融政策決定会合において、先行きの経済・物価見通しや上振れ・下振れ要因を詳しく点検し、そのもとでの金融政策運営の考え方を整理した「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)を決定し、公表しています。
日本銀行HP(https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/index.htm/)
CFP金融の出題では、第1回試験(毎年6月実施)には前年の10月の資料、
第2回試験(毎年11月実施)には当年の4月の資料が使われていることが多いです。
資料の使われ方
第2回では、空欄を埋める問題が出題されました。
出題資料に「経済・物価情勢の展望」が使われていない問題でも、世界の経済動向、金融市場について問われることはあるので、読んでおくと流れがつかめると思います。
2023年第1回試験に関しては、ウクライナ情勢や新型コロナウイルスの影響についても出題されていました
内閣府GDP
GDPは国内総生産のことで、内閣府が統計を公表しています。
CFP金融の出題では、第1回試験(毎年6月実施)には前年の11月の資料、第2回試験(毎年11月実施)には当年の6月の資料が使われていました。
資料の使われ方
表を読み取る問題として出題されていました。
世界経済の潮流
世界経済の潮流は内閣府が公表している世界経済の動向に関する報告書です。
資料の使われ方
2023年第2回問題では、4択問題で出題されました。
日本銀行 資金循環統計
資金循環統計は、一つの国で生じる金融取引や、その結果として、保有された金融資産・負債を、企業、家計、政府といった経済主体毎に、かつ金融商品毎に包括的に記録した統計(引用:日本銀行ホームページ)です。
資料の使われ方
データを基に作成したグラフについての問題が出題されました。
まとめ
今回は2023年CFP金融の出題に使われた資料をまとめました。
資料すべてに目を通すのは量が多いので大変かもしれませんが、少し状況を把握しておくだけでも変わると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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